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会長挨拶

日本放射線化学会会長 吉田陽一

 日本放射線化学会は、1965年に誕生してから、すでに50年以上が経過しました。放射線化学は、放射線と物質の相互作用を理解する上で、最も重要な学問分野の一つであり、その探索に、これまでに多くの研究者が取り組んできました。最近では、これまでの放射線化学にとどまらず、化学、物理学、生物学、医学など幅広い学問とその境界領域にまで、新しい応用分野として広がりを見せています。

 このような状況下において、本会の学会誌である「放射線化学」の1号から最新号までのアーカイブが近々にWEBで公開される予定です。これにより、先人たちの貴重なデータや業績を有効に活用できることになり、若い研究者にとっても重要な羅針盤になることが期待されます。
 また、最近、日本アイソトープ協会の「RADIOSOTOPES」誌の66巻10号に「最新放射線化学」として特集が組まれました。これは、本学会の研究活動を中心に、内容が構成されています。J-STAGEから閲覧可能となっておりますので、ぜひ、ご覧になっていただくことをお勧めいたします。

 今後、本学会は、放射線化学の基礎から応用にいたる幅広い基礎・応用研究を推進し、学会員の連携のみならず、異なる学問領域との緊密なコミュニケーションを図ることにより、国内外における放射線化学及びその関連学問領域のさらなる進展を目指します。皆様にも、ご協力をお願い申し上げる次第です。


 

 

最終更新日: 2018年3月9日