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会誌「放射線化学」(ISSN 2188-0115)

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■2018 No.105  [PDFファイル・全ページ(6.2 MB)

  • 巻頭言
    • 私にとっての日本放射線化学会とは
      砂川 武義(福井工大)  [PDFファイル

  • 展望・解説
    • ラジカル正イオン分子クラスターの赤外分光
      松田 欣之,藤井 朱鳥(東北大)  [PDFファイル
    • 星間,環境,生命等の様々な化学研究分野において,光および放射線照射によって生じる分子イオンの構造や反応性,そしてその溶媒和に強い興味が持たれているが,それらの詳細を凝集相中で探ることには大きな困難がある.真空中に取り出した分子集合体である気相分子クラスターは,分光手法と理論計算の適用により,分子イオンに関する微視的情報を得ることを可能とする.近年のラジカル正イオンクラスターの研究例として,水の正イオンクラスターにおける水素結合構造の解明,プロトン性分子正イオンの半結合形成の観測,イオン化に伴うプロトン供与性の増大,そして光イオン化誘起反応における水分子の触媒効果について紹介する.

    • Smによるラジオフォトルミネッセンス(RPL)
      岡田 豪,柳田 健之(奈良先端大),Safa Kasap(サスカチュワン大学)  [PDFファイル
    • 近年,放射線計測に用いる蛍光体において,ラジオフォトルミネッセンス(RPL)と呼ばれる現象が注目されている.RPLとは放射線による電離現象により新たな発光中心が生成される現象を指す.RPLとして生成された発光中心は容易にフォトルミネッセンス(PL)として観測が可能である.また,PL強度は照射放射線量に依存するため線量計測に用いる事が可能であり,蛍光顕微鏡による高空間分解能による読み出しが可能であるため飛跡検出器にも応用可能である.一方でRPLを示す材料は多く認識されておらず,材料探索の余地が多く残る.本研究ではSmイオンによるRPL現象に着目し,高線量・高空間分解能を必要とする次世代放射線治療への応用の可能性について検討を行った.

  • とぴっくす
    • クロミック色素とシンチレータを組み合わせた新規クロミック線量計
      岩田 貴斗,土田 颯人,木梨 憲司(京都工繊大)  [PDFファイル
    • X線を可逆的または不可逆的に可視化し,その色変化から放射線インジケーターとしても有効な新たなクロミック線量計を開発した.このクロミック線量計は,高分子複合材料であり,構成される材料で熱不安定型と熱安定型に分類できる.熱不安定型クロミック線量計は,フォトクロミック色素,シンチレータ,高分子の3成分で構成され,シンプルな発色機構に基づき変色する.一方で熱安定型クロミック線量計は,ハロクロミック色素,シンチレータ,光酸発生剤,高分子の4成分で構成され,変色機構はやや複雑であるが,熱的に安定な発色を可能にする.本稿では,クロミック線量計について紹介し,その構成材料の役割について解説する.

    • フェロシアン化遷移金属をCs吸着剤に用いた放射能汚染廃棄物の減容処理
      市川 恒樹(北大)  [PDFファイル
    • 福島第一原発事故で飛散した137Csで汚染された廃棄物を減容処理する際のCs特異吸着剤として,各種フェロシアン化遷移金属を開発した.137Cs濃縮焼却飛灰からのCs溶出防止剤として,高耐アルカリ性フェロシアン化ニッケルを界面合成法によって作成した.また高温減容化処理で生じる137Cs濃縮廃棄物をイオン交換クロマトグラフィーでさらに減容化するためのCs吸着剤として,フェロシアン化銅担持シリカゲルを作成した.これらの処理による最終放射性廃棄物の量は元の廃棄物重量の1/1000程度となった.フェロシアン化遷移金属がCsイオンを特異的に吸着するのは,イオン交換が非水和イオン間で生じるためであることを明らかにした.

  • 受賞記事
    • 振動分光の放射線化学への適用
      藤塚 守(阪大産研)  [PDFファイル
    • パルスラジオリシスは酸化還元種の反応過程を検討する上で,強力な手法として確立している.反応中間体の反応過程の追跡には過渡吸収測定が一般に用いられる.一方、時間分解振動分光は分子構造に関してより詳細な情報を与えるため,反応中間体の構造変化や結合形成や解離などを検討するうえで非常に有用な手法である.われわれの研究グループはパルスラジオリシスに時間分解共鳴Raman測定を適用することで,反応中間体の構造ダイナミクスを検討してきた.本稿では得られた知見をまとめるとともに今後の展開について議論する.

  • 放射線利用紹介
    • 国内のBNCT施設の現状
      櫻井 良憲(京都大学複合原子力科学研究所)  [PDFファイル

  • 討論会の話題から
    • ボース・アインシュタイン凝縮実現を目指したポジトロニウム冷却
      周 健治,村吉 諄之,石田 明,浅井 祥仁,五神 真,難波 俊雄,吉岡 孝高(東大),大島 永康,オローク ブライアン,鈴木 良一(産総研),藤野 茂(九大)  [PDFファイル

    • RF-Deflectorを用いたCT技術による電子ビームの3次元分布計測
      佐々木 智則,中里 佑介,坂上 和之,鷲尾 方一(早大)  [PDFファイル
    • 抗酸化剤MG-Rutinの放射線防護効果:パルスラジオリシス法によるラジカル捕捉と化学回復の観測
      Hao Yu,山下 真一,上坂 充(東大)  [PDFファイル
    • 水分解ラジカルカチオンの超高速反応
      馬 駿,関 修平(京大),Mehran Mostafavi(パリ南大学)  [PDFファイル
    • 高エネルギー荷電粒子照射が誘起する固相重合反応を用いた垂直配向有機ナノワイヤの形成
      香山 一登,櫻井 庸明,関 修平(京大)  [PDFファイル
    • Glass GEMによる粒子線の線量分布イメージング
      藤原 健(産総研),古場 裕介(量研・放医研),三津谷 有貴(東大)  [PDFファイル
  • 海外レポート  [PDFファイル
    • The 30th Miller Conference on Radiation Chemistry参加記  出崎 亮(量研・高崎)
    • ACRR2017参加記  西留 武宏(早大)
  • ニュース  [PDFファイル
    • 参加報告:第60回放射線化学討論会(1日目)  堀 成生(北大)
    • 参加報告:第60回放射線化学討論会(2日目)  山田 徹平(阪大)
    • 参加報告:第60回放射線化学討論会(3日目)  川本 弘樹(東北大)
    • 放射線化学若手の会夏の学校 開催報告  西留 武宏(早大))
  • お知らせ  [PDFファイル] 
    • 第61回放射線化学討論会のお知らせ  堀邊 英夫(大阪市大)
  • 本会記事  [PDFファイル・これ以降全て
    • 事務局より:理事会議事録等 (事務局)
  • 賛助会員名簿

 

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■99号(2015年4月発行)掲載記事の訂正について

P. 45に「オルト-ポジトロニウム」とすべきところを「-ポジトロニウム」とした箇所がありました.5月7日に改訂版をアップロードしましたので,5月7日以前にダウンロードされた方は再ダウンロードをお願いします.

最終更新日: 2018年8月24日