TeX FAQ
○執筆記事毎の設定について(コマンド)
- 巻頭言,展望・解説,とぴっくす,利用紹介,受賞記事,特集記事
- \RCauxpath{figs}
図やスキーム,表を保存するフォルダを設定します。この行を消すと,図や表はRCtypeset.texと同じフォルダに入れる必要があります。
- \RCinput[記事種類]{info.tex}
[]の中に記事の種類を入力します。KANTOGEN(巻頭言),KAISETSU(展望・解説),TOPICS(とぴっくす),SHOKAI(放射線利用紹介),JUSHO(受賞記事),TOKUSHU(特集記事),のいずれかを選択入力すると,選択したレイアウトが自動で読み込まれます。
(例)巻頭言の場合
\RCinput[KANTOGEN]{info.tex}[photo]で,photo.pdfかphoto.epsファイル(写真)を読み込むことが出来ます。
- ニュース,会員のページ,寄稿,海外レポート,ティータイム,お知らせ
- \RCauxpath{figs}
図やスキーム,表を保存するフォルダを設定します。この行を消すと,図や表はRCtypeset.texと同じフォルダに入れる必要があります。
- \RCinput[記事種類]{info.tex}
[]の中に記事の種類を入力します。NEWS(ニュース),KAIIN(会員のページ),KIKO(特別寄稿),KAIGAI(海外レポート),TEA(ティータイム),ANNOUNCE(お知らせ),のいずれかを選択入力すると,選択したレイアウトが自動で読み込まれます。
○図・スキーム・表の入力方法について
- 2段組で表示する場合
\RCputfigure[htb]{ファイル名}{図のキャプション}
\RCputscheme[htb]{ファイル名}{スキームのキャプション}
\RCputphoto[htb]{ファイル名}{写真のキャプション}
と入力すると,ファイル名(拡張子pdfもしくはeps)に入力したファイルが挿入されます。
図の位置は[htb](here,top,bottom)の順番を入れ替えることで優先順位を変更できます。
(例:下,上,文中の純にしたい場合は[bth])
- 1段抜き(用紙幅)で大きく表示させたい場合
\RCputfiguredbl[bt]{ファイル名}{図のキャプション}
\RCputschemedbl[bt]{ファイル名}{スキームのキャプション}
\RCputphotodbl[bt]{ファイル名}{写真のキャプション}
と入力すると,ファイル名(拡張子pdfもしくはeps)に入力したファイルが挿入されます。
図の位置は[bt]で優先順位を変更できます。
- ニュース原稿執筆時の図・スキーム等の入力コマンドについて
\RCfixfig{ファイル名}
\RCfixsch{ファイル名}
\RCfixtbl{ファイル名}
\RCfixpht{ファイル名}
と入力すると,ファイルが挿入されます。
アスタリスク「*」付きのコマンドにすると,図や表の番号を省略することが出来ます。
(例)\RCfixfig*{ファイル名}
ニュースはその他の記事と違い,図の位置は命令を書いた場所にfixされて表示されます。1段抜きで表示することは出来ません。
- キャプションを途中で改行したい場合
「\newline」で改行できます。
- PDFファイルをうまく表示できない場合(図が等倍で表示されるため,ファイルの左下の一部しか表示されない)
Adobe Acrobat以外のPDF作成ソフトでPDFファイルを作成した場合はうまく表示できないことが多いようです。Acrobatで作成したときにも同様の問題が発生する場合は,PDFファイルではなくEPSファイルで作成してください。(EPSファイルならば必ずきちんと表示されます)
○本文中の空白について
- スペース(空き)の入れ方
本文中でスペースを入れる場合,半角スペースを用いてください。
- 引用文献bib.texの名前省略時の半角スペース
Ichiro Tanakaさんの名前を省略する場合,I.\Tanaka(ピリオドのあとに「¥」もしくは「\」(バックスラッシュ)を挿入してください。半角スペースをいれるだけだと,ピリオドのあとで改行されてしまうことがあります。
- 単位の前の空白
- 単位の前には「~」(チルダ)を入力してください。(例:5~MeV)
- 日本語単位(年,月,回など)の場合も,「~」を入力してください。(「~」を入れることで,「2010年」が数字のあとで改行されるのを防げます)
○入力に使用する文字について
- アルファベット,数字
必ず半角で入力してください。
- カタカナ
必ず全角で入力してください。半角カタカナの使用は禁止です。
- 読点,句点
- 読点:全角カンマ「,」を用いてください。
- 句点:全角ピリオド「.」を用いてください。
- 括弧
- 日本語本文中は全角括弧「()」を用いてください。
- 英文中では半角括弧「()」を用いてください。半角括弧の場合は,括弧の前と後ろに半角スペースを必ず挿入してください。(例:electron spin resonance_(ESR)_spectroscopy ← 半角スペースを「_(アンダーバー)」で表示しています。
- 化学式の中の括弧は半角括弧「()」を用いてください。
- 日本語本文中に括弧付きで英数字を入力する場合は全角・半角のどちらを用いても構いませんが,全体的に統一するようにしてください。
例:OHラジカル(●OH)の捕捉のために捕捉剤 (scavenger) を添加した
・・・同一文章で全角と半角が混じるのは読みにくいです
- ギリシア文字
全角文字の「α,β,γ・・・」を使うのは禁止です。
数式モードのギリシア文字を使用してください。
(例)α:$\alpha$,β:$\beta$
- ローマ数字
全角文字の「I,II,III,IV・・・」を使うのは禁止です。
半角アルファベットの組み合わせで表現してください。
(例)「IV」は「I」(アイ)と「V」(ヴイ)の組み合わせ
- シングルコーテーション,ダブルコーテーション
全角,あるいは半角のコーテーションで囲むのは禁止です。
前のコーテーションは半角の「`」(Windowsキーボードの場合はShiftを押しながら@キーを押す)です。
後ろのコーテーションは半角の「'」(Windowsキーボードの場合はShiftを押しながら数字の7を押す)です。
ダブルコーテーションにする場合は,前と後ろをそれぞれ2個ずつ入力します。
- シングル:「`」と「'」で囲みます。
- ダブル:「``」と「''」で囲みます。
○図・表,参考文献の参照
- 図・スキーム・表について
\RCputfigure等の命令で図を読み込んだ場合,自動的に「アルファベットの執筆者名:図のファイル名」でラベルが振られます。(例:Tanakaさんの記事でファイル名esrを読み込んだ場合,ラベルは「Tanaka:esr」となります)
これを本文中で参照する場合は「図~\ref{Tanaka:esr}」としてください。図・表番号は文頭から順に自動的に振られます。表や式の場合は「表~\ref{Tanaka:condition}」,「式~\ref{Tanaka:bethe}」等です。
- 参考文献について
参考文献のラベルは,bib.tex内に「\bibitem{Tanaka:RPC2011}」というように明記してください。引用は「\cite{Tanaka:RPC2011}」とします。複数の文献を引用する場合は「\cite{Tanaka:RPC2011,Tanaka:Nature2012}」と入力してください。
○良くある質問
- (質問)ページ数を減らしたいので,合計のページ数を指定して(自動的に行間を調整して)ページ数を減らすことは可能か?
(回答)出来ません。行間を調整することは禁止されています。ページ数を減らしたい場合は字数を減らす必要があります。
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