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高速クラスターイオンと物質との相互作用及び照射効果に関する研究会2004
開催のお知らせ

■開催趣旨

低速クラスターイオンを用いた研究分野では既に光学素子の作成や表面研磨等の産業応用への試みが進んでいるが,高速クラスターイオンでも特有の化学結合変化や低い帯電特性など特徴ある物質との相互作用が明らかにされつつあり,基礎的な衝突現象とともにその応用においても今後の研究が期待されている。高崎研究所イオン照射施設TIARAではMeVエネルギーの高速クラスターイオンを実験利用に提供している国内唯一の施設として,平成10年度からクラスター利用研究が開始された。平成15年度には連携重点研究がスタートし,現在,6研究グループが参加している。このような利用研究の拡大を受けて,平成14年度に引き続き今年度も,最新の実験結果の報告と高速クラスターイオン利用研究の方向性について議論する。

■開催日時

平成16年2月19日(木) 13:30〜17:25
平成16年2月20日(金) 09:30〜15:00

■開催場所

日本原子力研究所高崎研究所 ベンチャー棟大会議室

■共催・協賛

共催:東京大学原子力研究総合センター
協賛:日本原子力学会,日本放射線化学会,応用物理学会放射線分科会,原子衝突研究協会

■参加費・懇親会費

参加費:無料
懇親会費:一般4,000円,学生2,000円

■問い合わせ先

日本原子力研究所 高崎研究所 放射線高度利用センター
斎藤勇一

TEL:027-346-9652,FAX:027-346-9690
E-mail:saito@taka.jaeri.go.jp

■プログラム

2月19日(木)

13:30〜13:40 挨拶 西堂雅博(原研高崎)

座長:小原祥裕(原研高崎)
13:40〜14:25 「複数原子イオン衝撃における2次電子放出」金子敏明(岡山理大)
14:25〜14:55 連携重点研究報告「高速クラスター・固体衝突による2次電子の生成」
               工藤 博(筑波大)

14:55-15:25 休憩

座長:金子敏明(岡山理大)
15:25〜16:10 「筑波大タンデトロンにおけるクラスター加速」島 邦博(筑波大)
16:10〜16:55 「30MeV C60を照射した酸化物超伝導体におけるトラック形成」石川法人(原研東海)
16:55〜17:25 連携重点研究報告「酸化物超伝導体EuBaCuOにおけるC8クラスターイオン照射効果」
               岩瀬彰宏(大阪府大)

18:30〜 懇親会

2月20日(金)

座長:山口康隆(阪大)
09:30〜10:00 連携重点研究報告「C60クラスターイオン照射による表面構造の変化」
               楢本 洋(原研先端基礎)
10:00〜10:30 連携重点研究報告「クラスターイオンの照射効果」平田浩一(産総研)

10:30〜10:45 休憩

座長:荒川和夫(原研高崎)
10:45〜11:45 「低エネルギークラスターイオン」松尾二郎(京大)

11:45〜13:00 昼食

座長:笹 公和(筑波大)
13:00〜13:20 連携重点研究報告「薄膜を通過させた炭素クラスターイオンの計測」
               千葉敦也(原研高崎)
13:20〜13:50 連携重点研究報告「クラスターイオン衝突による固体からの2次荷電粒子放出過程」
               柴田裕実(京大)

司会柴田裕実(京大)  パネリスト+参加者全員
13:50〜14:50 総合討論「高速クラスターの照射効果とは?」

14:50〜 閉会の辞 柴田裕実(京大)

最終更新日: 2004年2月13日