量子科学技術研究開発機構 博士研究員募集のお知らせ

量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学部門 高崎量子応用研究所 先端機能材料研究部  プロジェクト「高分子機能材料研究」 博士研究員の募集について

1. 募集人員
博士研究員 1名

2. 雇用形態
任期制常勤職員

3. 業務テーマ 
量子ビームによるフッ素系高分子の高効率精密分解技術の開発に関する研究

4. 業務内容
(CRESTに関する以下の業務を行う)
フッ素循環社会を実現するフッ素系高分子材料の量子ビームによる効率的分解と生成物制御を可能にする精密分解技術に関する研究を推進する。テフロンなどのフッ素系高分子に対する電子・ガンマ線照射により生成する分解生成物をガスクロマトグラフ-質量分析や分光分析等により解析することで、放射線分解反応メカニズムを解明する。さらに、分解制御・促進剤等の添加効果を検討することで、廃棄プラスチックから有用有機フッ素化合物を高収率・高選択的に合成する技術を確立する。

5. 応募資格
(1)当機構の設定する研究テーマについて、その研究を主体的に遂行する意志のある方。
(2)採用日時点において、博士号学位取得後8年以内の方。但し、外国国籍の研究者については、新規採用時において、日本の医師、診療放射線技師又は医学物理士に準じると機構が認める外国の免許、資格取得後8年以内の方であって、博士号学位取得者と同等の能力を有すると認められる方も対象とします。博士号学位取得後に労基法に定める産前産後休業、育児・介護休業法に定める育児休業又は介護休業を取得した場合は、その期間を除いて、新規採用時において、学位等取得後8年以内の者も対象とする。
(3)当機構の博士研究員に在職履歴のある方は応募できません。

6. 給与
年俸制、経験・業績等により以下の区分で報酬を決定
月額37万円、40万円、45万円(社会保険料及び税込み)

7. 提出書類
(1)業績リスト(原著、総説、学会発表別。最新のものから順に記入)
(2)主要業績概要(A4版2枚以内)
(3)今後の研究の抱負(A4版2枚以内)
(希望するテーマに関連付けて記載してください)
(4)主要論文別刷5編以内
(5)学位記(写)

応募の詳細については、以下のURLよりご確認ください。
https://job.axol.jp/vb/c/qst/public/job/search?searchKey=dEnu2tQ76oSztJm7X2Prb9fN-

8. 提出期限
2022年 01月 17日

9. 配属先
量子ビーム科学部門高崎量子応用研究所先端機能材料研究部プロジェクト「高分子機能材料研究」

10. 書類審査
提出された応募書類について審査の上、採用試験受験者を決定します。書類審査の結果及び採用試験の詳細については、応募書類に記載のE-mail又はマイページで通知します。

11. 採用試験
(1)業績審査(パワーポイント等を使用した口頭発表及び質疑応答)
(2)面接審査

12. 問い合わせ先
(1)応募に関する問合せ先
〒370-1292 群馬県高崎市綿貫町1233
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学部門高崎量子応用研究所
管理部庶務課 橋口 一也
Tel: 027-346-9130 E-mail:hashiguchi.kazuya=qst.go.jp
(「=」を「@」に置き換えてください)

(2)業務内容に関する問合せ先
〒370-1292 群馬県高崎市綿貫町1233
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学部門高崎量子応用研究所
先端機能材料研究部 プロジェクト「高分子機能材料研究」廣木 章博
Tel:027-346-9207 E-mail:hiroki.akihiro=qst.go.jp
(「=」を「@」に置き換えてください)

13. 備考
(1)本募集で採用された職員は、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律第15条の2第1項第1号の規定に該当し、労働契約法第18条の特例対象となります。
(2)「競争的研究費においてプロジェクトの実施のために雇用される若手研究者の自発的な研究活動等に関する実施方針」(令和2年2月12日競争的研究費に関する関係府省連絡会申し合わせ)に基づき、40歳未満の者(採用年度の4月1日時点)については、量研が承認した場合にはエフォートの20%を上限として、当該プロジェクトの推進に資する自発的な研究活動や研究・マネジメント能力向上に資する活動等への従事を認めることがあります。